TOEFL

TOEFL iBT初心者(45点到達まで)は英検から学習すべき理由3つ

北米の大学に留学したいと考えた時、まず必要になるのがTOEFLのスコアですね。

TOEFL ITP, 最近ではTOEFL Essentialsも出てきていますが主流はTOEFL iBTです。

日本の高校生や大学生がTOEFL iBTの勉強を始めるとき、まず公式問題集やその他TOEFLの参考書に手を出すことと思います。

受験者によっては「難しすぎる」と感じる人も多いのではないでしょうか。

そんな方々には自分の実力が英検2級の上位もしくは準1級を取れるまで英検の勉強をすることをおすすめします。(TOEFLの点数取得までに十分に時間がある場合)

以下に理由を書いていきます!

① TOEFLの難易度が高い

TOEFL iBTは日本人にとって親しみのないスタイルの試験です。

内容はアカデミックですので、難易度が高く、SpeakingやWritingも含まれています。

しかも、Speaking, WritingにはIntegrated Taskといって聞いた内容や読んだ内容を要約し話す、書くという難易度の高いタスクが含まれています。

日本の教育を受けてきた高校生、大学生が圧倒されてしまう場合もあるのではないでしょうか。

しかも、公式問題集はすべて英語で書かれていたり(日本語のものもありますが)、解説が少なかったりして初心者が自分で学習するにはハードルが高いんです。

それよりも級ごとに分かれている英検の方が学びやすいと思うのです。

② 英検は日本語解説が充実

英検は級ごとに参考書も充実しています。

日本語での解説も丁寧に書かれていて、「解説を読んでも理解できない」ということが比較的少ないのではないでしょうか。

また、わからない場合でも学校の先生に解説をしてもらうのも英検の方が簡単だと思います。

日本の学校の先生はTOEFLよりも英検の方が慣れ親しんでいる方が多いです。

 

③ 級ごとに整理されている英検

英検のリーディングセクションでは文法空欄補充や長文読解などがあります。

級ごとに難易度が整理されていて、解説でも文法や語法についてカバーされています。

したがって、英検を学ぶ過程で基礎的な力が身につきます。

一方でTOEFL iBTには文法のセクションがありません。リーディングは長文読解のみです。

だからといって文法が必要ないわけではありません。むしろとても重要です。

TOEFLを勉強していると直接的に文法を学ぶ必要性を感じることはありませんが、必ず土台となる文法力が必要となります。

英検で基礎となる文法や単語を固めておきましょう。

 

まとめ

結論、「TOEFLの難易度が高すぎる場合は英検から始めよう!」でした。

その方が挫折せずに着実に力をつけられると思います。

そうでなければ、基礎がないままTOEFLをやっても伸び悩みやっても得点が中々上がらない人もいるでしょう。

対策が立てやすい試験ではないからこそ基礎・土台となる力が重要になるのがTOEFL iBTです。

当然ある程度の力がつけばTOEFLの過去問を使用して、特有の問題や単語になれる必要(特に単語は必須です。)はあります。

しかし、まだ留学まで1年以上時間がある場合は基礎が固めをすることをおすすめします。

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