TOEFL

TOEFL iBTリスニングで25点を目指すべき理由&具体的な勉強方法3つ

この記事は

・リスニングで25点以上取ることの意味
・23から26点に上げた際に取り組んだ勉強

を紹介します。

リスニングで25点以上を取ることの意味

まず、TOEFL iBTではLが大きなカギを握ります。
このテストは全部で4セクションに分かれていますが、リーディング以外の3セクションではリスニングが絡む試験になります。

細かく言うと
120点満点中、約68点がリスニングが要求される
試験となっています。

そして、個人的な感覚でいうとリスニングセクションで25点以上取れるよう(聞き取れる)になるとスピーキング、ライティングにおけるリスニングで聞き取れないということがなくなってくるのではないかと考えています。

具体的にいうと(筆者の感覚です)
・スピーキングで20点以上
・ライティングで24点以上

取りたいのであればリスニングセクションで25点くらい取る実力がないと難しいです。

つまり、純粋なスピーキング、ライティング力評価の前にそのために必要な材料がインプットできないということです。

ですので上記の点数を目指す場合はまずリスニングセクションで25点を取る学習が必要になります。

 

リスニング25点以上はどうすれば取れるか

筆者が学習を始めたのはリスニング23点の時点で約3カ月学習し、26点を獲得しましたが以下現在の得点別の学習法を簡単に記載します。

 

現在リスニングセクションが15点以下の場合

この場合、TOEFLは難しすぎるため
英検準1級から学ぶのが良いでしょう。

英検準1級は英検2級レベルからTOEFLの橋渡しとなる丁度良いレベルです。また、解説本などもしっかりしていて学習しやすいのも良いと思います。

英検準1級とTOEFLの勉強は相反するものではないので役に立つと思います。

 

現在リスニングセクションが17点前後の場合

TOEFLの会話問題を中心に学習を進めながら、アカデミックな単語を学んでいくのが良いと思います。

このあたりからようやくTOEFLの問題を使用しての学習ができるようになります。

TOEFL公式問題集などは特に解説も丁寧には書かれていないのである程度のレベルに達してから取り組むのが良いと思います。

そして20点前後まで伸びてきたら、本格的にレクチャー対策に入っていくのが良いと思います。

リスニングの学習法詳細については以前の記事で紹介していますのでこちらでは割愛します。

現在リスニングセクションが23点前後の場合

そして、筆者の英語力がこのくらいの時点で約3カ月リスニングの学習期間に充てました。

まず、私の場合リスニングセクションの点数が23点程度は以下のような特徴がありました。

・会話はおおよそ聞き取れるが講義は難しい
・Spの音声は聞き取れる
・Wr講義要点3つ中2つは聞き取れる

*Sp: Speaking, Wr: Writingの略

講義問題は内容によって正答率が大きく変わってしまっていましたので単語力をつけることにしました。

また、ライティングの講義要点3つのうち、少なくとも1つは抽象度の高い表現や言い回しをしている(自分がそう感じただけかもしれない)と思います。

当時の力では何回Integrated タスクを解いても1つだけ聴き取れないということが続きました。

 

具体的勉強法

これを踏まえて以下の方法で勉強をしました。

 

①TOEFL英単語5600

こちらの参考書については以前の記事でも紹介しているので詳細は割愛します。

端的に言うと

・背景知識も含めた単語力をつける
・シャドーイングでリスニング力をつける

ことができたと思います。
最終的にはレクチャー問題で「単語がわからずに不正解だった」という問題はかなり減ったと思います。

 

②公式問題集単語を網羅

やっぱり公式問題集の存在は欠かせません。公式問題で出てきた単語を単語帳にまとめていきました。

単語帳だけでなく、やっぱり問題の中ででてきた単語をまとめていくのは重要だと思います。

単語帳にも参考書のページ数やレクチャーのテーマも記録しておくことで1つの単語を内容とリンクさせて覚えることができると思います。

③ポッドキャスト、オーディブルの活用

ポッドキャスト

TOEFLの問題だけでなく、自然な英語に触れることも大切だと思いポッドキャストを積極的に活用していました。

おすすめはNBC Nightly News with Lester Holt です。こちらはアメリカ国内のニュースです。

筆者はアメリカ在住ですので毎日アメリカのニュースにも触れられるということで内容的にも意味がありました。

こちらはYouTubeで同じものが聞ける(見れる)のでポッドキャストだけで内容がつかみにくい場合はYouTubeで画像と字幕付きでみるとわかりやすいと思います。

注意点としてはあまり集中できない状況で聞くのは内容が入ってこないと思うのでお勧めしません。

ある程度リスニングに集中できる環境で聞くのが良いでしょう。筆者にとってはそれが通勤の運転中やランニング中でした。

*その他にもリスニング力を上げるためのお勧めポッドキャストを紹介しています。

是非こちらもお読みください。

アマゾンオーディブル

こちらはまずは無料体験からお試しできます。(30日間無料)

無料体験中も約12万冊が聞き放題となります。

TOEFLで高得点を取るためには、TOEFLの問題集から離れて自然な英語を読んだり書いたりすることも必要です。

試験までの1カ月間だけオーディブルを活用してみるのも手かもしれません。

最初は難しいと感じる方も多いと思うので、まずは「日本語で読んだことのある本を選ぶ」のがおすすめです。

例えば私の場合、

ロバートキヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」


を日本語で読んだことがあったので、こちらを聞いてみました。

その他にも

大谷翔平に関する書籍も聞きました。

それぞれ単品で購入すると3,100円、5,100円となりますが、オーディブル会員なら月額1,500円で読み放題です。

皆さんも自分の好きなジャンルや読んだことのある作品の英語版を検索してみると始めやすいと思います。

もちろん初月は無料ですので、ぜひ試してみてください。

最後に

筆者が実施したのは上記の3点になります。

27点以上取るためには

・長くて抽象度の高い文章を理解できること
・単語力の更なる強化
・解き方などテクニックの教科

が必要なのではないかと仮説を立てています。

検証結果が出たらまた記事を書きます。

これ以上の点数を取れる方はたくさんいらっしゃると思いますが、ちょうど23点くらいで学習に励んでいる方の助けになればうれしいです。

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